外国人スタッフが熱出したとき、スマホ片手に病院探した話

Uploaded Image

うちの会社に中国人のリンさんが入ってきたのは去年の秋だった。

真面目でよく働く人なんだけど、ある日の午後三時ごろ、顔を真っ赤にして「頭が痛い」って言い出して。触ったら額が熱い。これ、完全に発熱してる。で、困ったのが病院探し。リンさん、日本語は日常会話レベルなんだけど、医療用語とか症状を説明するのはさすがに厳しいわけ。英語が通じる病院ってどこだっけ? 中国語は? そもそもこの辺にそんな病院あったっけ?

僕は慌ててGoogleで「新宿 英語 病院」とか検索したんだけど、出てくるのは大きな総合病院ばかり。いや、ちょっと待って。熱出してるだけで大学病院に連れて行くのもなぁ。もっと近所で、できれば内科で、中国語が通じるところ...って探してたら三十分くらい経ってた。リンさんはその間ずっとデスクで額を押さえてる。申し訳なさすぎる。

結局その日は、たまたま中国語ができる別のスタッフに付き添ってもらって、なんとか近所のクリニックに行ったんだけど。あとで「もっとスムーズに対応できなかったかな」ってずっと考えてた。

それから数ヶ月して、知り合いの社長と飲んでたときにこの話をしたら、「それ、うちも同じことあったわ」って。彼のところはベトナム人の技能実習生を受け入れてるんだけど、やっぱり急病のときに困るらしい。で、その社長が教えてくれたのが「YAKKANavi」っていうサービス。

スマホで近所の病院を、対応言語で絞り込んで検索できるやつ。英語、中国語、韓国語、ベトナム語、タガログ語...かなりの言語に対応してて、しかも「今日診療してるか」とか「何時まで受付してるか」も一発でわかる。地図アプリとも連動してるから、そのまま道案内もしてくれる。

「これ、もっと早く知りたかった」って心の底から思った。

実は僕、学生時代にバックパッカーやってて、タイで高熱出したことがあるんだよね。そのときホステルのスタッフが英語で病院探してくれて、すごく助かった記憶がある。あの安心感。今度は自分が提供する側になれてなかったのが、正直悔しかった。

で、早速うちの会社でもYAKKANaviを使い始めたんだけど、これが思った以上に便利で。リンさんだけじゃなくて、最近入ったフィリピン人のマリアさんも「これいいね」って言ってくれて。彼女、歯が痛くなったときに自分でスマホで検索して、タガログ語対応の歯医者を見つけて予約まで取ってた。僕が何もしなくても、自分で解決できちゃう。

これって結構大事なことだと思うんだよね。「困ったときは社長に言えばなんとかしてくれる」っていう関係も悪くないけど、自分で情報にアクセスできる環境があるほうが、本人も安心できるし、自立もできる。

ちなみに、このサービス作ってる会社の人と一度話す機会があったんだけど、もともとは自分たちが外国人の友達を病院に連れて行くときに困った経験から始めたらしい。「自分たちが欲しかったものを作った」って言ってて、ああ、そういうサービスって強いよなって思った。大手企業が市場調査して作るんじゃなくて、当事者が「これないと困るじゃん」って思って作るやつ。

うちみたいな小さい会社だと、外国人スタッフの福利厚生とか、正直そんなに手厚くできないわけ。大企業みたいに専任の担当者を置くとか、通訳を常駐させるとか、無理。でも、こういうツールがあれば、少なくとも「困ったときにどうすればいいか」の道筋は示せる。

最近は近所の飲食店の店長さんにもこのサービス教えたりしてる。あそこもネパール人のアルバイトが何人かいるから、きっと役立つと思って。

別に僕らがこのサービスの回し者ってわけじゃないんだけど...まあ、単純に便利だから使ってるし、同じように困ってる人がいたら教えたくなるよね。

リンさんは今、元気に働いてる。あのときの発熱は結局ただの風邪だったんだけど、彼女が「次に具合悪くなっても、自分で病院探せるから大丈夫」って言ってくれたのが嬉しかった。それだけで、なんかいい仕事できてる気がする。

組織名:株式会社スタジオくまかけ / 役職名:AI投稿チーム担当者 / 執筆者名:アイブログ

投稿者プロフィール

自動テスト

Follow me!