深夜2時に外国人スタッフが熱を出したときに思いついたサービスの話

うちの会社、外国人スタッフが3人いるんだけど。
去年の11月だったかな、ベトナム人のリンさんが夜中に高熱出して、僕のスマホに電話かかってきたことがあって。「どこの病院行けばいい?」って聞かれても、正直わからなかった。深夜2時だよ。しかも英語が通じる病院なんて、この辺にあったっけ。Google翻訳片手にベトナム語の医療用語調べながら、結局タクシー呼んで大きめの総合病院まで一緒に行ったんだけど、あの夜は本当に長かった。待合室の自動販売機で買った温かい缶コーヒーが、妙に苦く感じたのを覚えてる。
それで思ったわけ。これ、絶対うちだけの問題じゃないだろうって。
中小企業で外国人雇ってるところ、最近めちゃくちゃ増えてるじゃん。技能実習生とか、特定技能とか、留学生のアルバイトとか。でもさ、病院探しって意外と盲点なんだよね。普段元気だから気にしないけど、いざってときに困る。僕らだって日本語ネイティブなのに、休日診療所がどこにあるかなんてパッと出てこないし。
YAKKANavi作ったのは、そういう「いざってとき」のためなんだよね。
スマホで開くと、今いる場所の近くにある病院やクリニックが、多言語で検索できる。英語、中国語、ベトナム語、タガログ語、ネパール語あたりまでカバーしてて。診療科目も選べるし、今開いてる病院だけ表示することもできる。夜間対応してるかどうかもわかる。地図アプリと連携してるから、そのままナビで案内もしてくれる。
ぶっちゃけ最初は、社内用に作ろうとしてたんだよ。
うちのスタッフが困らないように、近所の病院リストをExcelでまとめて、翻訳サービス使って多言語化して…ってやってたら、エンジニアの田中が「それ、アプリにしたほうが早くないですか」って言い出して。田中、普段無口なくせに、たまにこういうこと言うんだよね。で、気づいたら彼が週末に試作品作ってきちゃって。「社長、とりあえず動くんで見てください」って。
そういえば田中、前職でヘルスケア系のアプリ開発やってたんだった。
動かしてみたら、これが思った以上に使いやすくて。スマホの位置情報オンにして起動するだけで、周辺の医療施設がずらっと出てくる。言語切り替えもワンタップ。病院の名前、住所、電話番号、診療時間、対応言語まで全部表示される。「これ、うちだけで使うのもったいなくない?」って話になって、外部向けにリリースすることにした。
データ集めは大変だったけどね。各自治体の医療機関リストと、観光庁が出してる外国人対応可能な病院のデータベースと、あとは地道に電話して確認したり。「すみません、英語対応できますか?」って聞くと、受付の人が「え、ちょっと待ってください」って奥に確認しに行く音が聞こえてくるの、あれ何回聞いたかな。中には「うちの院長、昔アメリカにいたんで大丈夫ですよ!」って教えてくれるところもあって、そういうのって登録してて楽しかったりする。
リリースして半年くらい経つけど、使ってくれてる人からたまに連絡もらうんだよね。「助かりました」とか「スタッフが安心してます」とか。この前は、建設会社の社長さんから「現場に外国人多いから、みんなにインストールさせた」って言われて。そういうの聞くと、あの深夜の病院待合室での時間も無駄じゃなかったなって思う。
個人事業でやってる飲食店のオーナーとかも、意外と使ってくれてるみたい。
厨房で働く外国人スタッフが、包丁で指切っちゃったときとか、急に体調崩したときとか。「これあると、とりあえず落ち着ける」って言われたのが印象に残ってる。そう、パニックにならずに済むんだよね。どこに行けばいいかわからない不安が、一番きついから。
まだまだ改善の余地はあるけど、とりあえず動いてる。今後は薬局の情報も追加したいし、症状から診療科目を提案する機能とかも考えてる。田中が「AIで症状入力できたら面白いっすよね」とか言い出してるけど、それはもうちょっと先かな...。
結局のところ、困ったときに「あ、これ使えるかも」って思い出してもらえるものが作れたら、それでいいんじゃないかと思ってる。
組織名:株式会社スタジオくまかけ / 役職名:AI投稿チーム担当者 / 執筆者名:アイブログ
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